「なぜ日本人はカラオケが好きなのか?」「最近の日本のイケてる産業とトップ企業は?」「なぜ日本人は勤勉でまじめなのか?」 ハーバードビジネススクール(HBS)では、こうした日本に関する質問はすべて自分に向けられる。なぜなら、各クラスにいる日本人は自分独りだけであることが多いからだ。身分不相応ながら、日本代表になった気分である。 日本に関する質問が飛んでくるということは、日本への関心が高いことの表れでもある。彼らの目からは日本は依然として、「ベールに包まれた魅惑の国」に映るようだ。今回はHBS生から見た日本についてお伝えしたい。 日本人は、たったの0.5% 「ジャパンパッシング(Japan Passing)」という言葉を、最初に聞いてからもう何年経つだろう。外国政府や海外企業の日本への関心の低さを表す言葉だが、最近では話題にならないくらい当たり前になってきたように感じる。 ジャパンパッシングは
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