王室から指示…カタールが前代未聞の要求 アジア杯準々決勝 カタール―日本 (1月21日 カタール・ドーハ) 日本と21日に対戦するカタールが、アジアサッカー連盟(AFC)に前代未聞の要求をしていることが分かった。日本戦はドーハ市内のアルガラファ競技場で午後4時25分(日本時間午後10時25分)に開始予定だが、カリファ競技場で午後7時25分(同22日午前1時25分)キックオフに変更することを要望。1次リーグ3試合と同条件にして慣れた環境で戦いたいとの意図があるのは明白だ。 関係者によると、王室の指示を受けてカタール協会が動いたという。大会規定で決めた会場、時間を変更することは現実的に難しいが、AFC会長を務めるハマム氏がカタール出身ということもあり、予断は許さない。カリファ競技場の収容人数はアルガラファ競技場の2倍近い4万人。日本協会幹部は「規定通りやってもらわないと困る」と困惑を隠せ