NTTドコモは、携帯電話を利用した後払い式の電子決済サービス「iD(アイディ)」=写真=の会員数が昨年末までに1000万人に達したことを明らかにした。利便性向上を目指し、コンビニエンスストアをはじめ、外食、スーパー、タクシー、家電量販店などに積極的に電子決済用の読み取り・書き込み装置の設置を進め、利用層拡大に努めたことが寄与した。2005年12月のサービス開始から約2年で500万人となった後は1年間で1000万人に到達した。 iDは非接触ICチップを搭載した、おサイフケータイ対応の携帯電話、もしくはプラスチックカードを店(車)内の読み取り・書き込み装置にかざすだけで決済ができる。事前の入金は不要で、クレジットカードと同様に請求後に代金を支払う。 日本人観光客が多い米国、中国の一部店舗でも、昨年7月から順次利用できるようにするなど環境整備に取り組んでおり、国内外の読み取り・書き込み装置の