「ポケモンGO」をしながらの運転で死亡事故を起こし、後悔の念を語る奥山裕輔会社員=24日、岐阜県内で(布藤哲矢撮影) スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」をしながら運転して事故を起こす事例が全国で相次ぐ中、愛知県春日井市で八月に死亡事故を起こした男性が、本紙の取材に応じた。「後悔という言葉では片付けられない」。目に涙を浮かべ、「ながら運転」への悔悟の念を口にした。 取材に応じたのは岐阜県土岐市、奥山裕輔会社員(27)。愛知県警や本人の説明によると、八月十一日夜、春日井市藤山台の市道で軽乗用車を運転中、自転車で道路を渡っていたベトナム国籍の女性会社員=当時(29)=をはねた。女性は二週間後に死亡した。 奥山会社員によると、当時、ポケモンGOを起動させて運転。スマホの電池が少なくなったために充電しようと、よそ見をしたときに事故を起こした。ポケモンGOは七月の配信直後から始め、起動し