安倍首相は9月29日、今国会での所信表明演説で、「女性が輝く社会」を目指し「日本から、世界を変えていく」などと日本の「女性の活躍」が世界をリードしていくかのように言っていますが、以前のエントリー「日本政治のセクハラ、子を持つ女性に世界最悪の賃金差別=男性のわずか39%、OECD30カ国平均の半分」の中で紹介したように、子どもを持つ女性労働者の賃金差別が最も激しいのが日本です。世界をリードするどころ世界の足を最も引っ張っているのが日本です。 上のグラフは以前のエントリーでも紹介したOECD『ジェンダー白書』の数字から私が作成したものですが、グラフを見てわかるように、16歳未満の子どもを持つ25歳から44歳の男女のフルタイム労働者の平均賃金で男性賃金を100とした場合の女性賃金で、日本はOECD30カ国中、最低の数字で男性賃金のわずか39%、OECDの平均78%の半分という異常な数字です。 こ
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