米山新潟県知事と女子大生のけしからん交際発覚からの知事辞職!という一連の流れに際し、ざまあ、と思った心の汚い自分を今は恥じている。それが正義からではなく、嫉妬心や羨望や妬みからの「ざまあ」だったからだ。告白しよう。僕も、女子大生が、好きだ。定年まで働いたあとは、女子大のアルバイト警備員として女子大生を守りたい。それが僕の思い描く理想のセカンドキャリアだ。米山新潟県知事の会見を見て、僕が彼に感じたのは奇妙な純粋さである。そして僕は確信している。女子大生とお近づきになれるか否か、僕と知事との決定的な違いを生んだのは純粋さだと。能力ではない。東大出の医師免許と弁護士免許を所持する天才と、普通自動車免許といかんともしがたいEDを所持する僕とでは能力面では比べるべくもない。僕が知事に勝っているのは猜疑心の強さくらいのものだろう。 だが、女子大生とお近づきになれるか否かという重大な問題において、こうし