数字のデータは、「視覚化」すれば、直感的にいろんなことを伝えてくれます。Excelには、それを簡単に可能にする機能が満載。例えば、ただ数字が並んだだけの表も「条件付き書式」を指定して、それぞれのセルの中にデータバーを表示したり、「スパークライン」を使って、横1列に並んだ数字の隣のセルに、折れ線グラフや棒グラフを表示すれば、その数字の動きが視覚的に把握できます。 売り上げ状況の分析をこうして視覚化すれば、数字だけでは見えなかった新たな発見があることも多いですよ。その発見に沿って、営業のターゲットや手法を変えてみるなど、営業改革にもつながります。 また、視覚化した情報は、会議や上司への報告の際にも有効。報告の説得力が上がります。 数字情報をいかに素早く集計し、分析するか──。Excelの「ピボットテーブル」を使えば、項目が複数ある複雑な情報も簡単に「クロス集計」できます。例えば、製品が1