NHKなど、3300万画素スーパーハイビジョン投影が可能なプロジェクターを開発 - 日経トレンディネット日本放送協会（NHK）は5月13日、スーパーハイビジョンのフル解像度（3300万画素）映像投影が可能なプロジェクターを発表した。開発には日本ビクターが協力した。白表示と黒表示の輝度比（ダイナミックレンジ）は従来の前面投射方式プロジェクターに比べ100倍高い100万：1で、より暗い黒色を表現できる。 人間の視覚が色の違いより輝度差に敏感なことを利用し、色を決める部分には約800万画素（4096×2160画素）の比較的低い解像度のデバイス、輝度を決める部分には約3300万画素（8192×4320画素）の高解像度デバイスを使うことで、コストを抑えつつ高解像度化を実現した。さらに、色の決定した光を輝度信号で変調することで、より暗い黒の再現が可能になったという。明るさは1200ルーメンある。 ダイナミックレンジが広いため、映像中の暗いシーンも再現しやすい。臨場感のあるスーパーハイビジョン映像を投影し
