Adobe Systemsは米国時間6月15日、「Acrobat.com」のベータ版提供を終え、同サービスを有償のユーザーアカウントのある事業へと移行した。登録ユーザー数が500万人を超える同サービスでは、無償バージョンも引き続き提供されるが、今後は特定の機能に利用制限が適用される。利用制限は、新しい2種類のプレミアムプランのいずれかにアップグレードすることで解除できる。プレミアムプランは1カ月単位または1年単位で購入することができ、料金はそれぞれ月額14.99ドルと39ドル、年額149ドルと390ドルとなっている。 「Premium Basic」プランでは、PDFファイルの変換が1カ月あたり10回まで可能で、Adobeの「ConnectNow」ツールを通じた会議に5人まで参加することができる。「Premium Plus」プランでは、PDF変換は無制限で、会議参加ユーザー数は20人までに増