今週も先週に引き続き、Windowsサーバのリモート管理を取り上げる。今回はMMC(Microsoft Management Console)によるリモート管理がテーマだ。 実は、MMCが登場する前のWindows NT時代から、管理ツールごとにリモート管理を行う仕組みはあった。だから、古手のユーザーにとってはこちらの方が馴染み深いかもしれない。 MMC管理コンソールによるリモート管理 MMCベースの管理ツールは、通常はログオン中のコンピュータやドメインを対象に動作している。しかし、別のコンピュータあるいはドメインを対象に指定することで、リモート管理を行う使い方も可能だ。 リモート管理操作に使用する側ではMMC管理コンソールを実行して対象を指定すればよいが、その操作を受け付けるサーバでは、外部から着信を受け付けることになる。Windows Server 2008からはWindowsファイア