書籍情報 それにしてもなぜ古典なのか?先人の苦闘から学び得るとすれば,その「得」とは何か? 読者諸賢よ,とにかく「この心のコンパス」が,その一点を指し示すのみではないのか.(「序文」より)本書は,「確率」を定義することから始まり,確率をあらゆる角度で解いていく. 第1章 Bruno de Finettiの若き日の確率 1.1 確率 1.2 Dutch book排除の原則 1.3 「1」の法則 1.4 凸性 1.5 分割法則 1.6 加法法則 1.7 条件つき確率 1.8 条件つき「かけ率」と乗法法則 1.9 「かけ率」と確率算の公理 1.10 「逆」が従う 1.11 論点 第2章 Leonard Jimmie Savageによる事後的近似 2.1 安定推定の原理 2.2 三つの仮定 2.3 評価式の導出 2.4 注意点 第3章 有意性検定は合理的か? 3.1 Howard Raiffaによ