講談社から9月14日発売の『僕とツンデレとハイデガー』。表紙を描かれている小路あゆむ先生のイラストが文中にも多数掲載されている、ライトノベル風の哲学書になっている。そこで今回は、過去に『萌え萌えジャパン』で「オタク三原則」を提唱した事もある著者の堀田純司先生にインタビューを敢行!電子書籍版も同時リリースされたという話題作に迫る! ■「哲学と、女の子とイチャイチャする話を同時に書きたかった」 ―――本を書かれたきっかけは何でしょうか? 堀田純司先生(以下、堀田):小説家の桜坂洋さんが出してきた「僕とツンデレとハイデガー」というタイトル言葉がハマったという冗談みたいなスタートなんです。ですが語呂の良さだけではなく、「現代に必要なのはハイデガーだ」という気持ちは常々感じていました。ハイデガーとツンデレというギャップのあるものを組み合わせる事で、新しいものが生まれるんじゃないだろうかという試みがき