日本ネットワークセキュリティ協会の「情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」によれば、USBメモリの紛失などによる個人情報の漏えいが増加している。 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)がこのほど公開した「2007年度情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」によれば、流失した個人情報の人数は、USBメモリなどの可搬記録媒体からのものが実質最多であることが明らかになった。 それによると、情報漏えいの原因となった媒体・経路別の割合は「紙媒体」が40.4%、「Web・Net」が15.4%、「USBなど可搬記録媒体」が12.5%となった。USBなどの可搬記録媒体が占める割合は、2006年度の8.5%から増加した。