2020年12月は、ここ数年続いた「暖冬小雪」傾向から一転、ラニーニャ現象の影響もあり、日本海側を中心にしっかりとした降雪が続いています。 今シーズンのスキー場のコンディションの良さに対する期待と、例年はインバウンドのスキーヤーで混雑していたのが今年は滑りやすくなる可能性が高い、ということもあって地元の滑り手たちからは、「今年は目一杯滑るぞ」という声もよく聞こえてきます。 とはいえ、新型コロナウイルスの第3波到来と言われる中で、Go Toトラベルキャンペーンの一時停止が急遽決定され、本来稼ぎ時である年末年始の宿泊の予約のキャンセルが多数出始めており、先行きには大きな不安を抱える日々です。 これまでの状況を振り返ると観光業を中心とした地域経済に多大なる影響を与えた新型コロナウイルスも秋に一度は落ち着きを見せ、9〜10月には観光客数にも回復の兆しが出ていました。 筆者が勤務する白馬岩岳マウンテ
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