この2つの塩はどちらも食用の塩。 日本のスーパーに並ぶ多くの塩は、魚が一時間半で全滅した方の塩。 この2つの水槽には「イオン交換膜製塩法」で作った精製塩と韓国の塩田で作られた天日塩が使用されていました。 魚が死滅した塩はイオン交換膜製塩法で作ったミネラルのない精製塩。 日本のスーパーに並ぶ塩のほとんどがこの塩です。 イオン交換膜製塩法の精製塩も韓国産天日塩も同じように海水からできた塩。 それなのに精製塩の魚への影響は、まさしく毒薬としか言い表せません。 海水魚は淡水では生きられませんが、この実験は海水と同じ濃度での実験。 韓国木浦海洋大学の季教授は人間も含む生物は一定のミネラルが補給されないと生きることが出来ず、イオン交換膜で作った精製塩は必要なミネラルが欠乏しているため魚は生命を保てなくなった、と番組内で述べています。 今、全世界で生産される塩の多くが、ナトリウム以外のミネラルをほどんど