読者のみなさん、少々、お休みしてましたが、Google探検隊を再開します。さて、1回目はフォントの話をしよう。 Googleがアドビと共同してオープンソースのOpenTypeフォントを作った。中国語、日本語、韓国語に対応している(各国の頭文字をとってCJKフォントと呼ばれる)。 中国語や日本語は漢字文化である。字体の多さを想像してほしい。文字をひとつひとつデザインしていくのは気の遠くなる作業だ。実際、3年以上の開発期間がかかっている。 アドビはこのフォントをSource Han Sansと呼び、GoogleはNoto Sans CJKと呼んでいる。和名は「源ノ角ゴシック」。 まずはどんな文字か、見てもらおう。