読者のみなさん、少々、お休みしてましたが、Google探検隊を再開します。さて、1回目はフォントの話をしよう。 Googleがアドビと共同してオープンソースのOpenTypeフォントを作った。中国語、日本語、韓国語に対応している(各国の頭文字をとってCJKフォントと呼ばれる)。 中国語や日本語は漢字文化である。字体の多さを想像してほしい。文字をひとつひとつデザインしていくのは気の遠くなる作業だ。実際、3年以上の開発期間がかかっている。 アドビはこのフォントをSource Han Sansと呼び、GoogleはNoto Sans CJKと呼んでいる。和名は「源ノ角ゴシック」。 まずはどんな文字か、見てもらおう。
![Googleとアドビが作った無料のフォント「源ノ角ゴシック」を使ってみよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)