家族に関するkd1のブックマーク (1)

  • そして僕は成人する | ぼくさまろぐ

    2010年7月2日、享年62歳、定年退職を迎えてから2年を待たずして、父はこの世を去った。少し、父の話をしようと思う。 父は岐阜の出身である。仏文学部を卒業し、某報道機関に就職。北海道に配属となり、記者として働き始めた。昭和50年、僕が生まれる3年前に母と結婚。昭和53年の今日、長男である僕を設ける。その4年後の冬、次男である弟を設けた。 仕事については、よい成果を挙げていたのではないかと思う。元々読書が大好きな人間だったこともあり、人に向いていた仕事だったように思う。単身赴任で何度か転勤を繰り返し、最終的には札幌に戻ってきた。もっとも、普段は家庭のことを全くせずに仕事ばかりしていたため、母は不満たらたらであったが(母は偉いと思う実際)、子供たちとしては、お父さんが大好きなのであった。 ここに、一枚の写真がある。31年前の、僕と父である。 僕を知る人なら笑えるのではなかろうか。父の性格は

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