●最後に「ワールドサッカーダイジェスト」8月4日号に載った彼のコラムの一部を引用してみようか。日本のスポーツ・ジャーナリストが絶対に活字にできない内容だ。 ▼一応,自戒を込めて,ね。 (引用者註・日本が韓国と2002年ワールドカップを争っていた1995年のこと)訪問した東京と広島で両手に余る程のお土産(ボールペン、キーホルダー、ワッペン)を貰った。品物には全て「World Cup 2002 in Japan」と印刷されていた。 一方で、同じ招待旅行でも韓国を訪れた記者は、日本とは全く違う物をプレゼントされていた。ボールペンやキーホルダーなんてものじゃない。「高価な品々」はもとより、連日のパーティーと酒盛り、挙げ句の果てには「女性まで用意されていた」のだ。全ては招致活動を指揮していた鄭夢準(チョン・モンジュン)の指示だった。彼らはこうやって海外記者の歓心を買おうとしたのだった。 私はこういう