Perfume(パフューム)について、もう少しだけ考察を続けたい。 やはり気になるのは、あのエフェクト加工された「フィルター・ヴォーカル」のことだ。何故ああいったものが受けたのか? しかも、これは筆者の周りだけなのかもしれないが、1970年前後の生まれの男性たちがPerfumeに萌えている。完全おやじ世代となったしまった筆者よりひと周り弱だけ下の、いわば「プチおやじ」世代に大受けなのである。これは一体何故なのか? そもそも、テクノ─ハウス・サウンド(またはそういった意匠のダンス/ロック系サウンド)とハイ・トーン・ヴォイスとの組み合わせの相性が非常に良いことは、昔から知られていた。ヴォコーダーやトーキング・モジュレイターといった機材で歌声にエフェクトをかける時の目的は、合成音声的なロボット・ヴォイスか中性的─女性的な音声を作り上げるため(または二つの混合)だった。したがって、最初からハイ・ト
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