私たちはなぜ「働き方改革」をすべきなのか。日本人の生産性について伺った前編に続き、後編では働き方改革の柱のひとつである「女性活躍」について掘り下げます。 男女雇用機会均等法施行から30余年。いまだに「仕事のチャンスは男性の方が恵まれている」と、女性の約8割が感じています(エン・ジャパン調べ)。 また、「女性活躍」「女性登用」と叫ばれる中で、「それは逆に女性差別ではないのか」「女性だから登用するのではなく、能力を見て平等に判断すべき」と感じる女性もいます。 「女性活躍」が本当の意味で実現されるためにはどうすればよいのでしょうか。ライフネット生命保険創業者の出口治明さんに、伊佐知美さんが質問しました。