Webデザインにおいてタイポグラフィは、キーコンセプトやコアメッセージをサイト訪問者に伝える重要な役割を担っています。 ですが実際に文字を並べてみると、なんとなく締まらない感じがすることはありませんか?それはフォントの種類という問題よりも「文字間の間隔(アキ)」の問題かもしれません。 こうした文字間のアキをうまく調整することを「カーニング」と言います。字間のアキを詰めたり離したりすると言えば単純ですが、このカーニングはちょっと奥が深い技術でもあります。逆に言うと、カーニングをしっかり意識すればバシっと決まるワンランク上のタイポグラフィを組めるようになりますので、Webフォントの「カーニング」についてご紹介することにしましょう。 見出しを「正確に」見せるカーニング まずはこちらの見出しをご覧ください。 こちらはGoogleのWebフォント「Abril Fatface」を用いた見出し文ですが、