ひとつ前の記事で、子供に飲ませる牛乳に対する親の厳しい視線により、 牛乳の実質基準がどんどんゼロベクレルに近づいていっている話をご紹介しました。 消費行動が業界を動かし放射能の実質基準値を下げている好例です。 誤解を恐れずに言いますが、それが可能なのは、牛乳の汚染がそれほどひどくないからです。 軒並み数百ベクレルというような汚染度ではないのです。 どんなに選んでも何十ベクレル以下のものは手に入らないというような状況ではありません。 むしろ、最も汚染されている地域でも数十ベクレルのものがたまに出る位の汚染度なのです。 このくらいならば、慎重に選べば0ベクレルは全く不可能ではありません。 ゼロベクレルの食品は十分現実的な話なのです。。 もう一度原点に立ち返って考えてみたいと思います。 福島原発事故がおきたとき、それは誰も経験したことのない出来事でした。 食品の汚染も、どうなってゆくのか見当もつ