江戸しぐさの授業 他人のことをあまり気にしていない生徒に 他人への優しい心配りや行動を知る授業 江戸時代の都である江戸は当時,世界でも最大級の大都市でした。そこで暮らす人々は,知らない人とも平等に接する工夫をしていました。それが江戸しぐさです。 その江戸しぐさを知ることにより,江戸時代の人々の他人に対する優しい行動が分かってきます。日常の何気ない動きだからこそ,身についている者と身についていない者の差がはっきりと表れます。生徒が,「こういうのっていいな」と思えるような動作(=他人への優しさ)を知ることができる授業です。 ●ねらい 江戸しぐさを通して,他の人々に対して思いやりの心をもって行動する意欲を高める。(2-2他の人々への思いやり) ●準備 ・道徳ノートなどの,答えや意見を書くための紙 ●授業の実際(3年で実施) 1.会社で,部下が上司に向かって「おはようございます」と挨拶をしました。