「これからの編集者」をテーマに、さまざまな人にインタビューしていくシリーズ。第3回は、ゲームデザイナー/ライター/立命館大学教授の米光一成さんです。 ゲームデザイナーになった ——米光さんはゲームデザイナーとして「ぷよぷよ」「バロック」などを手掛けられ、独立後は編集者やライターとして活躍されながら、「電書フリマ」や「電書雑誌よねみつ」、「電書カプセル」など独自の活動で電子書籍にも深く携わられ、そして大学やカルチャースクールで教えられてもいます。ジャンルに拘らず様々な形でアウトプットされているのは、私たちが考える「これからの編集者」というテーマにぴったりだと思い、ぜひお話を伺おうと思いました。まずは最初の、ゲームデザイナーのお仕事から伺いたいです。就職がきっかけだということですが、まずそこから教えていただけますか。 米光:ゲーム大好きっ子だったので大学を卒業して、“コンパイル”というゲームメ