暑さが本格化するなか、節電対策が始まった今月2日から17日までに火力発電所が停止するなどのトラブルが少なくとも10件相次ぎました。 電力需給の逼迫につながるおそれもあることから、各社は保守や点検の作業に追われています。 ほとんどの原発で運転停止が続いているため、電力各社は火力発電所の定期点検の延期などによって供給力を確保し、火力発電への依存度は各社の平均で90%程度に高まっています。 こうしたなか、電気事業連合会によりますと、節電対策が始まった今月2日から17日までに、火力発電所が運転を停止するなどのトラブルが全国で少なくとも10件起きました。 関西電力管内にある兵庫県姫路市の火力発電所が蒸気漏れで停止したのをはじめ、九州や北陸、北海道など合わせて6つの電力会社の管内でトラブルが起きています。 これまでのところ電力需給への大きな影響は出ていませんが、猛暑となった17日、東京電力や中部電力の