春秋航空のエアバス機に向かう乗客ら=15日午後、茨城県小美玉市の茨城空港、安冨良弘撮影 茨城空港と上海・浦東空港を結ぶチャーター便を運航している中国の格安航空会社「春秋航空」は15日、片道4千円の運賃を導入した第1便を運航した。 4千円になるのは全座席の1割にあたる18席。この日午後の上海行きに4千円で搭乗した茨城県ひたちなか市の主婦菅井真理子さん(50)は、夫が上海に赴任している。「この値段なら、月に2回くらいは行きたい」と話した。千葉県船橋市の男性会社員(46)は「成田空港の方が近いけど、安くてそこそこ快適なら、これからも使いたい」。 同社の茨城支社によると、この日、4千円での利用客18人のうち8人は日本人で、残りは在日中国人などという。 この日の便を含めた9月の7往復分の座席は、8月末からインターネットで発売され、直後に売り切れた。運賃は4千円から2万6千円まで全8段階で、購