この一週間引きこもっている。体調が悪くなって、風邪をひいて気が弱ってしまったのか、外に出るのがすっかり怖くなってしまった。 いや、怖くなったというよりも、面倒くさくなったと言ったほうが良いかもしれない。 ニートなので体調が悪く風邪をひいていることを口実にベッドでごろごろしている。 何も考えず、とにかく頭を働かせずにベッドでごろごろしているのも悪くはない。 仕事を辞めてニートになってから、頭の中でいろんなことを考えていた。これからのことや、どうしようもないこと…面接へ行っても採用されず、その原因をいつまでもうじうじ考えたりもした。 でも、ベッドの中では何もかも忘れられる。穏やかな気持ちになる。これが甘えか。これが堕落か。そのうち、明日のことや将来のことなんて考えられなくなるんだろうな。 こうやって、人間はどんどんと引きこもりになっていくのだな…と感じた。 家から出るのが怖い。生きていくのも怖