生前にルワンダの首都キガリ(Kigali)で撮影されたジュベナール・ハビャリマナ(Juvenal Habyarimana)大統領(1982年10月7日撮影)。(c)AFP/PIERRE GUILLAUD 【1月7日 AFP】1994年の「ルワンダ大虐殺」のきっかけとなった同国大統領を乗せた航空機の撃墜事件について、ルワンダの調査委員会はこのほど、事件の首謀者はルワンダのフツ(Hutu)政権内の過激派だったとする報告書をまとめた。 AFPが6日に入手した報告書の写しによると、事件は当時の政府と、ツチ(Tutsi)人の反政府勢力「ルワンダ愛国戦線(Rwandan Patriotic Front、RPF)」とのいっさいの権力分担を避けるため、当時のルワンダ国軍(Rwandan Armed Forces、FAR)上層部がクーデターの一環として首謀したものだったという。 ■和平協定直後に暗殺 フツ人