ロシア・モスクワ(Moscow)で会見するセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相(2010年4月6日撮影)。(c)AFP/YURI KADOBNOV 【4月11日 AFP】米国の家庭に養子縁組されたロシアの少年が、「深刻な精神病的問題」があるなどとして、米国の義母によってモスクワ(Moscow)に子ども一人で送りかえされるという出来事が起きたことを受け、ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は、米国人によるロシア人児童の養子縁組みを凍結すると表明した。 ラブロフ外相はロシアのテレビのインタビューに対し「米国人家族による養子縁組みの凍結を提案し、露外務省として強く主張することを決めた」と語った。ロシア人の子どもを養子に迎える米国人家族の責任を定めた規約に両国が合意するまで、米国人による養子縁組を停止するという。 米国の義母は少年を育てることができなくなった
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