滋賀県近江八幡市のスポーツ少年団野球部の40代の男性監督が、練習中の小学5年生の男子をバットで殴り、右腕骨折の6週間の大けがを負わせていたことがわかった。 市スポーツ少年団事務局によると、5月3日午後、市内の小学校のグラウンドで、監督が午前中の試合の成績がよくなかった男児を叱咤(しった)しようとバットで尻をたたこうとした際、よけようとした男児の右腕に当たったという。監督は07年度から、このスポ少野球部を指導していた。 同事務局は26日、監督に対し、指導者証を返還させ、2年間の活動停止処分にした。