イタリアの通信社ANSAは22日、ユベントスの第3GKアントニオ・キメンティが右手の中手骨を骨折したと報じた。同選手は、前日に行われたセリエA第29節のサンプドリア戦(0−1でユベントスが敗戦)で、77分にアントニオ・カッサーノの30メートル近いロングシュートを阻止できなかったことに腹を立て、試合後に机を力まかせに殴ったことが原因で骨折したということだ。 「試合後に真っ先にロッカールームに戻って、怒りを静めるために小さな机を殴ったら、不運にも骨折してしまった」 ユベントスでは現在、正GKのジャンルイジ・ブッフォン、第2GKのアレクサンダー・マニンガーが共に戦列を離れていることから、ベテランのキメンティが試合に出場していた。幸いブッフォンとマニンガーはすでに全体練習に参加できるほど回復しており、キメンティの負傷がチームに直接影響を及ぼす可能性は少なく済みそうだ。 (C)MARCA.CO