【国連UNHCR協会】 パキスタン北西部では政府軍と武装勢力の間で戦闘が激化し、人々は命の安全を脅かされ、手荷物ひとつで逃げる人の数は日に日に膨れ上がっています。パキスタン政府とUNHCRは5月2日以降、暫定数で145万人以上の避難民を登録しました。 UNHCRは、この人道危機における国連の共同支援の一環として、新たに避難民キャンプを設置しました。さらに、国内避難民の登録受付をスピードアップするために、Mardan, Swabi, Charsadda地域における登録センターを拡大し、20ヵ所を新設しました。そのほか、パキスタンに備蓄されていたテントや調理器具、水汲み容器、寝具、毛布といった多くの支援物資をNGOや関係機関と通じて配布しています。 パキスタン国内の支援物資が不足していることから、5月12日には、ドバイの備蓄倉庫からイスラマバードに向けて、蚊帳1万張、緊急シェルター用のビ