英バーミンガム(Birmingham)からリーズ(Leeds)行きの列車内で仕事をする保守党のデービッド・キャメロン(David Cameron)党首(2010年4月6日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【4月8日 AFP】5月に実施される英総選挙で、13年ぶりの政権返り咲きを目指す保守党をけん引しているのが党首、デービッド・キャメロン(David Cameron)氏(43)だ。 2005年に党首就任。総選挙で3連敗を重ね、すっかり政権奪取の機会をつかみ損ねていた保守党の中道右派路線を鮮やかに「近代化」した立役者だ。さらにはマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)政権以来、長年同党のアキレス腱となってきた欧州連合(EU)との距離感をめぐる党内亀裂を埋め、昨今の議員経費乱用問題では労働党のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)現首相を追い詰めている。 し