ICTをめぐる経済情勢を語るという命題をさかなに一献傾けようと秋の夜長を楽しんでいる。そんな中、先日韓国ソウルを訪れた。この10年の韓国の発展はまぶし過ぎるほどだ。 秋の夜長とよく言ったものだ。2009年、大手ベンダーの要職を退いた人物と昨今のICTをめぐる経済情勢を語るという命題をさかなに一献傾けようと、まさに秋の夜長を楽しんでいる。ちょっと、余談になるが、9月の中旬、4日間韓国ソウルを訪れた。以前の訪韓が2000年だったので大方10年近くが経過している。 それにしても、今回の金融危機で日本以上に打撃を受けたはずの韓国だが、僕の目には「第二の漢江(ハンガン)の奇跡」(編注:1970年から80年代にかけての韓国の高度経済成長)が起こっているようにしか見えない。それほど、この10年の韓国の発展は目覚しい。 今回の訪韓は、クライアントから今までほとんど注目してこなかった韓国の企業の内情を探って
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