ギニア軍政への抗議デモ鎮圧、死者157人か
ギニアの首都コナクリ（Conakry）で行われた軍事政権に対する抗議集会の会場となったスタジアム前で、参加者を拘束する警官（2009年9月28日撮影）。(c)AFP/SEYLLOU 【9月29日 AFP】西アフリカのギニアの首都コナクリ（Conakry）で28日、軍事政権に対する抗議デモに治安部隊が発砲した事件で、これまでの死者は少なくとも157人、負傷者は1253人に上っていると、同国の人権団体｢Guinean Human Rights Organisation｣が訴えた。 ｢われわれの集計では現在まで157人が死亡、1253人が負傷している。わが組織のスタッフがコナクリ市内各地にもいるし、病院にもいるが、全体を知ることができない｣と同機関のThierno Maadjou Sow代表が語った。 ギニアの野党は先にデモ鎮圧による死者は128人と発表していた。(c)AFP 【関連記事】軍事政
ギニア、軍による新たな発砲で3人が死亡 負傷者の拉致も
ギニアの首都コナクリ（Conakry）の病院に入院している、兵士による発砲で負傷した野党UFDG党首のセル・ダーレン・ディアロ（Cellou Dalein Diallo）元首相（2009年9月29日撮影）。(c)AFP/SEYLLOU 【9月30日 AFP】西アフリカのギニアの首都コナクリ（Conakry）郊外で29日、前日に引き続き治安部隊が発砲を行い、3人が死亡した。また前日の衝突による負傷者が病院から拉致されたという。人権団体が明らかにした。 コナクリでは前日28日、市内のスタジアムで行われていた軍事政権に対する抗議デモに治安部隊が発砲し、少なくとも死者157人が死亡、負傷者1000人以上が出たほか、複数の女性が治安部隊員によってレイプされたという。 野党側は、人権団体が死者157人、負傷者1253人としている「大虐殺」の大きさを隠ぺいするため、軍兵士が死者の遺体を集めていると非難し
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