英国の法的権利に関する団体「リプリーブ(Reprieve)」が公開したアクマル・シャイフ(Akmal Shaikh)死刑囚の写真(2009年10月13日提供)。(c)AFP/REPRIEVE 【10月14日 AFP】中国で麻薬取引の罪により死刑判決を受けた英国人男性の支持団体が13日、この男性が深刻な精神疾患を患っており、死刑は行うべきではないと訴えた。 アクマル・シャイフ(Akmal Shaikh)死刑囚(53)は2007年、中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)ウルムチ(Urumqi)市で、約4キロのヘロインを所持していたとして逮捕された。支持者によると、シャイフ死刑囚は双極性障害と見られており、何者かにだまされてヘロインを運ばされたという。 シャイフ死刑囚は08年に死刑判決を受けているが、現在、中国の最高人民法院(最高裁)が判決の