インド・ニューデリー(New Delhi)の議会前で、下院と州議会の議席の3分の1を女性に割り当てる憲法改正案の上院通過を喜ぶ女性議員ら(2010年3月9日撮影)。(c)AFP 【3月10日 AFP】インド上院は9日、下院と各州議会の定数の3分の1を女性に割り当てる憲法改正案を可決した。共産党、インド人民党(Bharatiya Janata Party、BJP)が与党国民会議派とともに賛成にまわって賛成票は186となり、憲法改正に必要な3分の2を超えた。法案は下院に送られる。 この法案は1996年に最初に提案されたが、イスラム教徒と低カーストの女性に議席を割り当てなければヒンズー教徒の一部の女性しか恩恵を受けないとして、地域の社会主義政党が猛烈に反対していた。 国際女性の日(International Women's Day)の8日に上程されたが、反対する議員が法案を破って議長に投げつけた
![下院と州議会の議席の3分の1を女性に、印上院が憲法改正案可決](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ef8cfc1836c9ea426e3db9860bb62eb7732f2575/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F1%2F1000x%2Fimg_71f25176498003b787034f4083ae729e249353.jpg)