リラックスできるシートで気の合った仲間や家族ともに豪華な食事をしながら観戦できるVIPルーム。さまざまな催しなどが開催できるイベントルームの設置…。DeNAの春田真オーナーは「横浜市側との協議が必要だし、時間もかかる」と前置きした上で、横浜スタジアムの“改造計画”を描いてみせた。 昨季の観客動員は約110万人で12球団最下位だったが、「観客増にはファンに楽しんでもらえる空間作りが大事」と春田オーナーは力を込める。もちろん、そのために、不可欠なのが株式会社「横浜スタジアム」との“協同歩調”だが、DeNAにとって“追い風”が吹きつつある。 3月7日。DeNAと横浜スタジアムの球場使用契約が合意に達した。入場料収入から球団が支払う球場使用料は現行の25%から約半分の13%に引き下げられ、契約年数も7年と長期にわたることになった。 昨季まで球団を保有したTBSホールディングスが球団売却に踏み切った