全国の書店員が “今いちばん売りたい本”を決める「2009年本屋大賞」のノミネート作品が22日、発表された。選出されたのは村上春樹氏の『1Q84』など10作品。本屋大賞は今回が7回目で、2009年本屋大賞は湊かなえ氏の『告白』が受賞している。 【ランキング表】『1Q84』が堂々の1位に!「オリコン2009年年間“本”ランキング」 同賞は“出版不況”や“読書離れ”に危機感を覚えた書店員有志により創設されたもので、書店員の投票だけで選ばれる点が特徴。7回目となる今回は2008年12月1日〜2009年11月30日の間に刊行された“日本のオリジナル小説”を対象に実施しており、全国323書店385人から投票があった。また、今回は既刊本から“書店員のおすすめ”を選出する「発掘部門」のほか、本屋大賞部門の対象外作品から選出する特別賞「オレ本大賞(仮)」の投票も行われている。 ノミネートされた作品は