auの好調が続いている。同社は3Gへの早期移行と、その後のパケット料金定額制の導入以降、着うたフルやEZナビウォークなど他社にない新サービスを精力的に投入。今年の春商戦ではコンテンツ分野のFMCといえる「LISMO」を導入。コンテンツメディア戦略における先進が健在であることを示した。また純増数においても、一時期ほどの伸びはないものの、ドコモと拮抗しながら高い成長率を維持している。 au好調はなぜ続くのか。また、将来のコンテンツメディア戦略はどこに向かうのか。KDDIコンテンツメディア本部長の高橋誠氏に聞いた。 ダブル定額の順調な浸透 auはいち早くパケット料金定額制を導入し、その後、ダブル定額(2004年6月16日の記事参照)やダブル定額ライト(2005年3月23日の記事参照)の導入など、「定額制」の普及に力を注いできた。現在、CDMA 1X WINユーザーにおける定額制の加入率は約8割に
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