緯度(北緯)1度あたりの距離はおよそ111kmですが、経度(東経)1度あたりの距離は緯度によって大きく変わります。 経度1度の距離は赤道に近づくほど大きく、遠ざかるほど小さくなります。 GPSセンサーを使ったアプリケーションで距離を測る時に困ってしまいます。 経度1度のおおよその距離(km)は次の式で求められます。 経度1度の距離(km) = cos(緯度×0.017453293) × 111.3194908 ※0.017453293=2×π÷360(角度からラジアンを求める係数) ※111.3194908=6378.137×2×π÷360(地球を半径6378.137kmの球として断面の円周を求める係数) cos関数の括弧の中は緯度(北緯)のラジアンです。経度(東経)ではないのでご注意ください。緯度と経度を間違えると正しく計算できません。 この計算は地球を真円としてしますが、実際の地球は楕