23日、長野県飯田市の消防本部が救急車を向かわせた場所が通報者の自宅と違っていて病院への搬送が10分ほど遅れるミスがありました。 搬送した男性はその後死亡したということで消防は搬送の遅れとの関連などを調べることにしています。 飯田市の飯田広域消防本部によりますと、23日午後9時すぎ、長野県高森町に住む70代の男性の家族から「頭痛と腹痛を訴えている」と119番通報がありました。消防本部は電話番号から通報者を特定するシステムを使い表示された住所を家族に確認したうえで救急車を向かわせましたが、違う場所に到着したため再度、家族に住所を確認したうえで160メートルほど離れた自宅に向かいました。これによって病院に搬送が10分ほど遅れ、男性はその後死亡したということです。 消防によりますと、通報者の住所を特定するシステムに活用されているNTTに登録された住所の情報が間違っていたということです。消防は今後