「生ビール」がおいしい季節だ。ジョッキやグラスに並々注がれた冷え冷えの生ビール。仕事が終わった後の一杯、休みの日の一杯、スポーツの後の一杯、たまらんよねぇ……って言うと思った? すみません、実は、ワタクシ、生ビール、あまり飲まないのです。とくに、飲食店で出てくるあの生ビールをあまり飲まないのだ。なぜ? 理由はこうだ。 ■生ビールって、どういうビール? そもそも「生ビール」とはなにか。「熱処理をしていないビール」のこと。飲食店で出されるあの樽(ステンレスの入れ物だけど)からコックをひねって注ぐものがまずイメージされるけど、瓶や缶に「生」と書いてあるものもすべて「生ビール」だ。 「生」は、明治のころから横浜や札幌で飲むことが出来た。世界大戦後には、沖縄地ビールの名品「オリオンビール」も「生」を発売し、沖縄の気候と新鮮さで人気を博した。大手ビール会社で最初の生はサントリーの「純生」で1967年発
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