【写真】じつはいま「日本人」のあいだで発生率が急上昇している「がんの種類」 日本人には、日本人のための病気予防法がある! 同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。欧米人と同じ健康法を取り入れても意味がなく、むしろ逆効果ということさえあるのです。見落とされがちだった「体の人種差」の視点...
木登りとジェット機の間にある壁 私たち人類は、この地球上で、あきらかに特別な存在である。高層ビルの建ち並ぶ都市を作り、飛行機で空中を高速で移動し、デジタル情報のネットワークを世界中に張り巡らしている。そんな生物は、私たちの他にはいない。 私たちにもっとも近縁と考えられているチンパンジーの生活と比べても、そこには雲泥の差がある。 熱帯雨林の木に登ることと、ジェット機に搭乗することのあいだには、かんたんには越えられない大きな壁があるような気がする。いや、しかし、本当にそうだろうか。私たちは、そんなに特別な存在なのだろうか。 脳の相対的な大きさを比べる「脳化指数」なら、賢さの指標になるか チンパンジーと並んで、いやもしかしたらチンパンジー以上に賢いと考えられている動物にイルカがいる。 イルカの脳の大きさ(約1200グラム)は私たちヒトの脳(約1300グラム)とほぼ同じで、チンパンジーの脳(約40
そもそも人間は継続できない生き物 まず、継続のコツを知る前にどうして人間は継続できないのかということについてお話しします。 Xでこんな質問をしました。 「あなたは継続が得意ですか? 苦手ですか?」 結果は、得意が27.5%、苦手が52%、どちらでもないが20.5%でした。 僕のアカウントは継続している人へ向けてなので、どちらかといえば熱心な方が多いのですが、どちらでもないを含めると70%以上の人が継続が苦手だと答えました。 では、なぜ人間は継続が苦手なのか? それは人間の本能に由来します。 すべての人間には、生まれたときから「生存本能」があります。文字通り生きようとする本能です。狩りの時代、食べ物が豊富にある場所にいるとき、人間は別の場所に行こうとはしませんでした。なぜなら、別の場所に行くと食べ物がないかもしれないからです。食べ物がないと飢え死にしてしまいます。さらに移動中、獣に襲われて死
もの忘れ、せん妄、徘徊……。自覚のない行動が現れる、認知症の正体とは? 内科医で、予防医学の重要性を説く森勇磨さんは、「認知症とは脳の正常な機能が損なわれ、五感が弱っていく状態のことで、病気ではなく症状の総称」という。 現在患者の7割を占めるアルツハイマー型のメカニズムは、脳に溜まる老廃物が40代以降、排出されにくくなり、アミロイドβペプチドという有害なたんぱく質が数十年単位で脳に蓄積。脳が正常に働かなくなり、発症するといわれている。 ほかにも、脳血管疾患がきっかけになる脳血管性認知症、幻視があるレビー小体型、社会性が失われる前頭側頭型の4つに分かれる。 「しかし、総じて認知症は脳の生活習慣病。とにかく、生活習慣病の予防を意識してほしい。それが認知症予防につながります」(森さん) 2023年夏には認知症治療薬レカネマブが認可された。朗報に期待が高まるが……。 「根本的な治療薬ではなく、進行
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