[読了時間:4分] フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか。最初にこの本を手にとったのは今から10年も前のことだ。当時、某マスコミに勤めていた私に対し、そのときの上司が「今、読んでいる本によると、君のような生き方が今後社会の主流になるのだそうだ」と言って、この本を見せてくれた。 この本を手にとって私は2つのことで首を傾げた。1つは、上司が私の生き方をフリーエージェント的だと認識していたということだ。正真正銘のサラリーマンだったのに(笑)。 アルバイトから正社員への抜擢という当時は異例中の異例の形で入社した経緯や、入社後も金融記者という花形出世コースには目もくれずに当時はマイナーな産業とみられていたネット産業の専門記者を目指していたこと、気に入らない命令に対して「じゃあ会社辞めます」とすぐに口にすること、などから、「こいつはサラリーマンじゃない」と思われていたのかも
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