両氏は以前、バグのある無線LANデバイス・ドライバのコードを操作して遠隔地のノートPCをコントロールする方法を発見していた。 米セキュアワークスの研究者であるメイナー氏は同イベント会場で、Wi-Fi準拠の無線LAN機能を備えるMacBookを、高度なハッキング・ツールをインストールした他のノートPCから遠隔操作し、ファイルの追加や削除を行う模様を録画したビデオ映像を流した。 MacBookの無線LAN機能は、無線電波のスニッフィング(傍受)を常時行って新たなネットワークを見つけるように設計されている。だが、そうした機能を備える場合、特にドライバ・ソフトウェアにバグがある場合にセキュリティ上の問題を引き起こす可能性があるという。 こうしたバグは、ベンダーが複雑な無線標準の実装を急いだために生じることが多いとカリフォルニア州モントレーの米国海軍大学院の学生であるエルチ氏は指摘した。「多くのハー