平均所得は551.6万円、平均所得以下の世帯は62.4%お金に関する話は何より気になるもの。主な世帯種類別に所得(※)の現状と前世紀からの推移を国民生活基礎調査(※※)の結果から探る。 次のグラフは2017年までの各年における世帯所得の平均額推移を示した図。全世帯の他に、高齢者世帯(65歳以上の人のみ、あるいはそれに18歳未満の未婚の人が加わったもの。例えば高齢世帯に18歳以上の人が加わり、稼ぎ頭がいそうな世帯は該当しない)、児童あり世帯(18歳未満の未婚の人がいる世帯)別の動向もまとめてグラフに盛り込んでいる。 ↑ 1世帯あたり平均所得金額(世帯構造別、万円)直近では全世帯平均の所得金額(世帯全体の金額。年金や保険も含む)は551万6000円。児童がいる世帯では働き盛りの世帯主がいる場合が多く、配偶者もパートなどで家計を支えている事例も多々あり、平均所得は高めに推移しており、2017年分