トラフィックの測定やファイルサーバのテストなど、希望する容量のダミーファイルが必要な場合がある。ここではddコマンドを利用したダミーファイル作成方法を紹介しよう。 # dd if=/dev/zero of=tempfile bs=1M count=10 読み込んだブロック数は 10+0 書き込んだブロック数は 10+0 # ls -l tempfile -rw-r--r-- 1 root root 10485760 12月 11 18:59 tempfile 上記は、ファイル名「tempfile」で10MBのファイルを作成する指定例だ。ポイントは、「/dev/zero」として「\0」文字(null)を読み込み、ブロックサイズ(bs=)に小さすぎない適度なサイズを指定し、「count=」で作成するファイル容量を指定するという点だ。 ddコマンドは、ファイルを変換してコピーするものであり