このエントリでは、S2JDBC-Genを使って手軽にデータベースリファクタリングをする方法を紹介します。S2JDBC-Genは、Javaコード(S2JDBCのエンティティ)の修正をデータベーススキーマに反映させるツールです。 S2JDBC-Genの実行に必要な動作環境は、EclipseプラグインのDoltengを使うと簡単に用意できます。Eclipseはバージョン3.4、Doltengは昨日リリースされたばかりの0.33.0を使います。 長くなりすぎたので見出しを。。。 Doltengのインストール Doltengプロジェクトの作成 Antのコンソールエンコーディングの設定 (Windows上でEclipse3.4を動かす場合にだけ必要) H2の起動とデータの確認 データベースからエンティティの生成 エンティティからDDLとダンプデータの生成 DBリファクタリング(新たなカラムの導入) D
このエントリーではSeasar 2.4.26 から 導入された S2AbstractService について書かせて頂きます。S2AbstractService を活用することで、タイプセーフを保ちつつも、データアクセスロジック関連のソースコードを大幅に減らす効果が期待できます。 S2JDBC の弱点 S2JDBCを使えば、お手軽かつパワフルにデータアクセス処理が実現できます。しかし、生のS2JDBCを野放し状態に使った場合、プロジェクトの規模が少し大きくなると、ソースコードの重複を生みやすくなる問題に直面します。具体的に、次の1件分のデータ取得処理ですら、コピー&ペーストされて複数箇所で使用されてしまいます。 Emp emp = jdbcManager.from(Emp.class).id(empId).getSingleResult(); 対処方法は、共通処理を抽出してメソッド化するこ
SAStruts と S2JDBC を使って少し複雑なケースのWebアプリを開発する際において、現時点で自分が一番良いと考えているアーキテクチャを図示してみました。 なかなか良い感じです。あえて、課題をあげるならば、次の2点です。 アクションフォームの内部クラスに @Component(instance = InstanceType.SESSION) を付けて、スコープをセッションにしたいができないこと(やり方が分からないだけだと思う。)←できないことが判明しました ユースケースをまたいでアクションフォームを使用しない方針とした場合、検証メソッドをアクションフォームに書きたくなるが現状ではアクションにしか書けないこと。 追記: 1.0.3-rc1 より検証メソッドはアクションフォームに書くことができるようになります。 よって、検証メソッドはアクションからアクションフォームへ移すことをオスス
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